【投資脳017】ピンチはチャンスに変えられる
投資脳シリーズの第17回目です!
今回は、
『ピンチはチャンスに変えられる』
と題してお伝えしていきます!
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タイトル :【投資脳017】ピンチはチャンスに変えられる
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一昨日参加した生方さん出版記念パーティーに
あの「アパホテル」の元谷専務も参加していました。
有名な帽子の社長の息子さんにあたります。
アパホテルは
「全国最大の415ホテル 67,549室」(HPより)
ということで、日本全国どこでも見かけますよね。
そんなアパホテルにも
ここ最近でピントともいえる出来事がありました。
それは2年ほど前の書籍問題。
アパホテル代表(社長の旦那さん)の
書籍を各部屋に設置したのですが、
そこに歴史問題に関わる記述があり、
これに中国が大激怒。
中国が国をあげての
「アパホテルボイコット」を起こしました。
その結果はどうなったか?
なんとアパホテルの業績は
さらに「アップ」しました。
なぜか?
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その理由とは、
海外からくる宿泊客の中には
マナーのあまりよくない一部の中国人客を
あまり良く思わない人も多く、
(素晴らしい中国の方も多いのですが、、)
逆に「中国人がいないホテル」として
その他の国の方の利用が増えたのです。
特に、香港や台湾からの顧客が増えているという。
(同じ中華圏なのですがねえ。)
このように
「ピンチをチャンスに変える」
ことを実感できた事例でした。
ビジネスでも役立つ発想の逆転
こういった考え方は
ビジネスでも役立ちます。
例えば、
・商品が少ない
・店舗が少ない
・従業員が少ない
・地理、気候的な不利がある
(暑い・寒い、田舎)
などなど、
一般的には弱点や不利に思えます。
しかし、こういった弱点に関しても
視点を変えると、
・商品が少ない → 一つの商品にこだわっている
・店舗が少ない → そこでしか買えない
・従業員が少ない → 少ない人数で成功している
・暑い → 日本一暑い街の●●(熊谷市のような事例)
・寒い → 日本一寒い地域の●●
つまり、「弱点」ではなく『特徴』と捉えるのです。
今回のアパホテルの事例では、
「中国人が来なくなった → 中国人のいないホテル」
と発想の転換を行い、
あえてそれを打ち出してピンチをプラスにしました。
アパホテルのような大企業でもこの作戦は有効ですが、
むしろ中小企業や個人事業でやっている人こそ
ハマる部分が多いと思いますので、
ぜひ「弱み」だと考えていることを
『特徴』とプラスの解釈にできないか
考えてみると良いと思います。